糖尿病になっていると包茎手術が出来ないのではないかと思われる方もいますが、実は治療は可能です。仮性包茎でもそのまま勃起すれば剥くことは出来ますし、性交渉でも支障がないと思っている方は多いです。これだと治療を考えないでそのままで放置したりしますが、衛生的にはよくなく毛が挟まることで毛切れを起こしてそこから感染することもあります。中でも糖尿があると包茎手術を受けた方がよいです。
小さな傷や炎症を繰り返すことで包皮が硬くなって、狭くなりカントン包茎のような症状になってきます。剥くことが難しくなったりして包皮が裂けて出血することもあり、中には包皮が裂けてしまい炎症がかなり広がってしまう人もいます。この場合、その部分を除去すればその後は心配ないですが、状態が悪くなると治療も難しくなります。糖尿になっていると包茎手術は出来ないと思っている人は意外に多いですが、そんなことはないので持病があってもまずは診察は受けてみた方がいいです。
この持病を持っている人でよく見られるのが、ペニスへ亀裂のような傷が入っている症状で、これは糖尿病性亀頭包皮炎のことで皮膚が脆くなっていて少しの摩擦でも縦に避けるような裂傷が起きやすいです。なぜこんな症状が出るかと言うと末端神経への血行障害が起きるためで、血液がしっかり循環しないために正常な細胞分裂が行われず脆く裂けやすい皮膚になります。ペニスの皮膚が裂けてしまい炎症を起こし、細胞が結合し自然治癒を行うこのサイクルを度々繰り返すことでペニスへ深刻な症状が出ることもあります。